この花を見つけると、いつも思い出します。 筒状の花をスポっと抜いて、根元の白い部分を口に含むと、 ひろがる かすかな甘さ。 子供の頃、近所のお姉ちゃんと味わった蜜の味。 たくさん咲いていたので、心の中で「ひとつ頂戴ね」と、お願いして吸ってみた。 なんの味もしない… シャララララ~ンというBGMとともに、 心の中にひろがりかけていた懐かしい思い出が、 いっきにしぼんでしまった。 ガックリ こんなに真っ赤に咲いているのに 季節的なもの? 品種改良のせい? もしかして 大人になりすぎたから? もうひとつ試してみたかったけど、 二本は贅沢な気がしたので ま、今回は、ミツバチに先を越された ということに… 思い出は、思い出だから美しい。のかも。 追伸: この花とサルビアという名前が一致したのは、 つい最近のことです。情けない
by sound-engine
| 2007-10-27 05:52
| そんなこんなで
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